ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2015年11月18日水曜日

水輪のさおりさん

 みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
こちら水輪では、一日一日、だんだんと近づく冬に向けていろいろな準備をしているところです。
館内では、つつじの雪囲いや、アジサイの誘因、畑も雪が降ってくるまでの準備に忙しく追われています。

一日一日、だんだんと寒くなり、冷たい雨が降るようになりました
そんな寒い毎日の中、さおりさんは、暖かい母屋で元気に過ごしています。
それでも、さおりさんの体は、冷えやすく、体温管理はとても重要です。

 今回は、そんなさおりさんの絵本をご紹介します。
匂坂秀子さんは、水輪へ、中先生のセミナーで去年来られました。
その時の体験をもとに、さおりさんの絵本を書いてくださいました。
 絵本の中で,さおりさんは、子ぎつねのコンと一緒になって畑を自由に走り回り、飯綱の風をからだいっぱいにかんじて、はしゃいでいます。
さおりさんは、実際はあまり外に出て自然へ触れる事がすくないのですが、夢の中で、自由に匂坂さんの絵本のように飛び回っているのだろうと思いました。


そんなさおりさんのことを想って、研先生みどり先生は、ナナカマドのさおりさんのお部屋を大きな窓にし、外の自然をじかに感じられるようにとつくられています。

 匂坂さんは、さおりさんにまだ、 お会いになったことはないのですが、みごとにさおりさんのことを表現されていて、感性がすごいなあ!とおもいました。


 みなさんも、水輪へ来て、ぜひ「水輪のさおりさん」という絵本をおよみください!!