ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2015年12月12日土曜日

よんぶんのいちの奇跡を読んで

みなさま、こんにちは。こちら飯綱は、初雪が降り、今は根雪となって積もっています。



 最近、「よんぶんのいちの奇跡」山本加津子著,マキノ出版という本を、読み始めています。まだ読み始めですが、とても興味深く、皆によんでもらいたいとおもいました。
 差別する心は、人間の心の、どこからくるのでしょうか。じぶんが差別された経験を持つ人は、その体験の分だけ人にやさしくなれるのかと思っていましたが、それだけでもないようです。



「私たちの子は、体だ。あんたらの子は、頭だ。」という言葉は、身体障害児をもつ母親が、知的障害児の母親に向かって言った言葉だそうです。同じ障害児を持つ母親同士、助け合い、協力しあわなくてはいけない者同士が、差別しようとする。体に障害を持った子の方が、頭に障害を持った子よりましだ、とでもいうように。
差別のメカニズムとしては、自分と同じものを持っている、似ているものに対して、自分を見ているようで嫌だ、という心があるのでしょうか。
 興味のないものに対しては、何も思わないはずです。
自分の中に相手に対して興味を持っているからこそ出てくる感情なのでしょうか。

本の中で、山本先生は言います。
昔、アフリカのある村で、マラリアが猛威を振るい、村が壊滅的な打撃を受けます。しかし、どんなに伝染病が蔓延しても、どんなに絶滅するほどの病死者が出ても、必ず生き残るグループがいました。マラリアが多く発生する地域では、ある一定の割合で、伝染病に強い突然変異遺伝子を持つ人がいる、ということ。そして、その「強者の遺伝子」を持つ人が生まれるとき、高い確率で,その兄弟に重い障害を持つ人が現れる、ということがわかったのです。その確率は、4分の1。4人の子供が生まれた場合、必ずそのうち一人は、成人前に亡くなってしまうような、重い障害を持つことになります。
 つまり、人間がマラリアとの生存競争に勝つには、マラリアに強い遺伝子のほかに、病気や障害を持つ遺伝子も必要だった、ということです。病気や障害を「引き受ける人」がいなければ、その村は絶滅していたことになります。

 
それから、生命科学者で自らが原因不明の難病を発症し、闘病生活をつずけている柳沢桂子さんのことば。
 わたしたち全人類は、ひとつの大きな「遺伝子のプール」を共有しています。
新しい子供は、この大きな遺伝子プールから、個性豊かな2万個もの遺伝子を与えられてこの世に生れてくる。そのため、つくられる個体が、非常に多様性に富むことになり、まったく同じ遺伝子組成を持った人が、一卵性多児以外には存在しない。
 遺伝子の突然変異を起こして多様化していくことが、この地球に適応していくこと。多様化するときには、ある一定の頻度で、重度の病気や障害を持つ子供を生み出してしまうもの。病因遺伝子を持つ人の多くは、結婚期に達しないうちに、つまり子孫を残すことなく死亡してしまう。だが、社会全体に病因遺伝子を持つ人は減っていかない。病気の遺伝子を含めた「遺伝子の多様性」こそが、人間の優秀さを、そしてあなたの優秀さを生む源泉となっている。個人にとって「悪い遺伝子」というものはあるかもしれませんが、社会にとっての「悪い遺伝子」というのはないし、あってはならない。あなたに与えられたかもしれない病気の遺伝子を、たまたま受け取って生まれてきた人がいる。
 また、「人を癒す能力」と「癒しを受ける能力」について 
人間には、人を癒す能力と、癒しを受ける能力がそなわっている。
しかし、人を癒す力は傷ついた相手を「助けよう」と思ったその瞬間に失われてしまう。 
癒す、というきもちをまず捨てる事。そして、苦しむ人を、あるがままの状態で受け入れ、いかなる価値基準でもその人を判断しないこと。無心になって相手と寄り添う事。これは「相手を愛する」ということ

人間は、唯一無二のユニークな存在です。そして、人間は、自分と人を区別したがります。しかしそこには、差別の心があっては、ならないと思います。いのちの森水輪では、どんな状態の人も尊重され、差別を受けることはありません。それは、やはり、さおりさんという存在が大元にあるからに他ならないと思います。


2015年11月18日水曜日

水輪のさおりさん

 みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
こちら水輪では、一日一日、だんだんと近づく冬に向けていろいろな準備をしているところです。
館内では、つつじの雪囲いや、アジサイの誘因、畑も雪が降ってくるまでの準備に忙しく追われています。

一日一日、だんだんと寒くなり、冷たい雨が降るようになりました
そんな寒い毎日の中、さおりさんは、暖かい母屋で元気に過ごしています。
それでも、さおりさんの体は、冷えやすく、体温管理はとても重要です。

 今回は、そんなさおりさんの絵本をご紹介します。
匂坂秀子さんは、水輪へ、中先生のセミナーで去年来られました。
その時の体験をもとに、さおりさんの絵本を書いてくださいました。
 絵本の中で,さおりさんは、子ぎつねのコンと一緒になって畑を自由に走り回り、飯綱の風をからだいっぱいにかんじて、はしゃいでいます。
さおりさんは、実際はあまり外に出て自然へ触れる事がすくないのですが、夢の中で、自由に匂坂さんの絵本のように飛び回っているのだろうと思いました。


そんなさおりさんのことを想って、研先生みどり先生は、ナナカマドのさおりさんのお部屋を大きな窓にし、外の自然をじかに感じられるようにとつくられています。

 匂坂さんは、さおりさんにまだ、 お会いになったことはないのですが、みごとにさおりさんのことを表現されていて、感性がすごいなあ!とおもいました。


 みなさんも、水輪へ来て、ぜひ「水輪のさおりさん」という絵本をおよみください!!




2015年10月29日木曜日

重藤先生

皆様こんにちは。水輪のある、こちら飯綱高原は、紅葉も進み、落ち葉の絨毯があたり一面に赤や黄色になって敷き詰められています。

 今年の9月に、早穂理ちゃんのてんかんについて、セカンドオピニオンを仰いでいる重藤先生が、さおりちゃんの元へ、遠く九州福岡から会いに来てくださいました。重藤先生は、ねむっているさおりさんの傍に、静かに座って、一時間近く様子を観察していてくださいました。重藤先生は、患者のこころへ寄り添ってくださる、すばらしいせんせいだとおもいます。


 さおりさんの発作は、主に今は眠っているときにおこり、小発作が一日に多いときは5,6回起きてきます。その様子を、ビデオに撮って重藤先生に、毎日の様子を送っています。そのおかげで、さおりさんの酸素の管理や、発作への対応の仕方がより細かくわかってきました。さおりさんが、よりよくなるためにいろいろな試みをこれからもしていきたいと思います。


2015年10月26日月曜日

さおりさんの足湯

みなさま、こんにちは。たいへんご無沙汰しています。
おかげさまで、さおりさんは元気に過ごされています。

今日は、眠る前に足湯をしました。
だいぶ、飯綱高原も朝晩寒くなってきています。
眠る前に、暖かいお湯で足湯をしてあげると、次の日まで、さおりさんの体がぽかぽかしています。

お湯の中で、足裏をマッサージしてあげると、さおりさんはとってもうれしそうににこにこしてくれました。
足湯させていただいているこちらも、ぽかぽか体が温まります。
お湯から上がったあとはアロマオイルでマッサージもしました。

先日、いつもお世話になっている、主治医の山田先生が、往診にいらっしゃいました。いつもいつも、病院の終わった後、さおりさんの様子を見に来てくれます。これからも末永くよろしくお願いします。


2015年6月30日火曜日

一瞬前はすべて過去

みなさま、こんにちは。いかがおすごしですか?

さおりさんは元気な毎日を送っています。

 しかし、原因はハッキリしないのですが、口角アレルギーという、口の周りが赤くなる症状が、ここ半年ほど続いています。血糖値を下げるということで、豆乳をたくさん飲んでいたので、大豆アレルギーかしら??と疑ったりもしています。

 さて、話はかわりますが、だれしも生きていてつらい時期というのはあると思います。おもいだすだけで辛くなってしまう過去もあると思います。
どんなに一生懸命、精いっぱいやっていてもうまくいかず、つらいまいにちをおくる時期があるとおもいます。でも、あきらめないでください。そのつらさが、きっと後の人生に、役立つのです。渦中は、心を決めて走り抜けるのです。そして、一秒前は、すべて過去。振り返らない。

これは、みどり先生の言葉です。さおりさんを40年間育ててこられる中で、てんかん発作が起こってきたり、お薬の調整がうまくいかなかったり、いろいろなことがおこってきたことでしょう、しかし、そういったさおりさんを育てて,よくしていこうという営みが、苦労が、今花開いて、さおりさんの状態をよくし、いのちのもりの活動ひとつひとつを充実させる素になっているとすごく感じます。

さおりさんのおくすりで苦労したからこそ、いのちの森に来る実習生のお薬の調整も十分にやってあげたいとみどり先生は思い、巽先生と毎日相談して、必要最小限で一番症状にあったおくすりの調整ができているのだとおもいます。みどり先生がしてくださる、私たち実習生や、スタッフ、来られた方に対しての、優しさや、心配りは、ほんとうにつらい体験をされたからこそできる、体験からにじみ出てきたものなのではないでしょうか。

私たちの今の幸せは、さおりちゃんや、みどり先生、研先生の苦労や、忍耐のうえに、あるのだと、あらためておもいました。そういった、先人たちのあきらめない心に感謝の気持ちを忘れずに、一日一日、一瞬一瞬を大事にして努力していきたいと思いました。

2015年6月23日火曜日

「早穂理。ひとしずくの愛」 本のご紹介

いのちの森水輪で、行なっているさまざまな活動の背景には、塩澤家の壮絶な日々の背景があります。
いのちの森水輪の代表である、塩澤夫婦とその一人娘の早穂理さんの物語です。

はじめに・・・
幸せ。
それは心の内にある。
はじまりはひとしずくでいい。その一滴が輪を創るのだから・・・・・。
生命の輪。歓びの輪。調和の輪。存在の輪。輪。
輝く月に手を伸ばし、欲しい欲しいと泣く子供のように、夜空を仰いで渇きを訴え続けても何も起こらない。
 本当は何が欲しい?  時間・お金・地位
名声・恋人・安らぎ・愛・幸せの証拠。幸せの保険・・・・
求め続けているうちは、不足感を感じてしまう。
でも、本当に何かが「不足」しているのだろうか。
そこに在るものを知らなければ。 青い鳥を探しに森を彷徨う人生より、手の中にある祝福を抱きしめる毎日が愛おしい。 それが輪を紡いでいく。
幸せは心の内にある。
それを思い出すことができれば、ひとしずくの流れ星が水面に落ちた時、輪になって、輪になって、きらめきの音が響きあい、潤い、ボレロを奏ではじめる。幸いという名の輪。 愛という名の輪。

ひとしずく。
この一滴は、あなたであり、私であり、あの雲であり、雀であり、プラタナスであり、一匹の蟻であり、山であり、川出あり・・生きとし生けるものすべて。

以上、本の一説。
わたしは、いのちの森水輪に来て、まる5年が経ちます。
ここに来たきっかけは、この一冊の本でした。


最重度の重い脳障害を抱えた早穂理さんとの真正面から向き合って、生きあってきた真実の学びや小さな悟りの連続、そして苦しみの中から得た自由の境地、この本から、どれも真実の実体験なのだということを感じ、ここに来たい、と思い今のわたしがあります。

2015年5月31日日曜日

さおりさんの竣工式

皆さまこんにちは!こちら飯綱は新緑あふれる季節さわやかな風が吹きわたっています!
 そんななか、新しく建設された「森のいずみ」と「森のことり」の竣工式が5月15日に行われました。
 当日は、水輪にゆかりのある、10年、20年来水輪を応援し支えてきてくださった方々、水輪の古くからの会員さん、ワークスタデイの卒業生、親御さん方が、いらしてくださいました。なんと170名のかたがたがいらしてくださいました。
 そのほかにも、当日すてきなお花を送ってくださった方、ありがとうございます。
電報も、ありがとうございます!スイカを送ってくださった方、さおりさんの絵本を作って持ってきてくださった方!ありがとうございます。
宮島先生による神事からはじまり、梵天さんの太鼓演奏、ファームメンバーによるソーラン節、などいろいろなみどころがありました。
 懇親会パーティーには、養生塾の方も食べれる、自然食がたくさんと、特大サイズのさおりさんのお誕生日ケーキが用意されました。
しかし、さおりさんは、みんながいそがしくしているあいだ、おりこうさんにしていようと思ったのか母屋のナナカマドのお部屋ですやすやとねいきをたてて、眠っていました。
 そんなさおりさんの元へ、お客様が初代プチママンの太田すみさんです。わざわざ富山から竣工式のために来てくださいました。すみさんは、京大出の才媛で、以前さおりさんと4年間ほど過ごしていく中で、自分の中の母性が育てられ、女性らしく明るくなられました。今は、結婚されて実家の富山のほうで暮らされています。さおりさんの、安らかな寝顔をみて、満足して帰られました。
 次の日の朝には水輪理事で歯科医師の、山本先生がさおりちゃんの元へ来てくださいました。山本先生がくれた歯磨き用の口を開けておく器具、あの後使ってみたら、使いやすいです。おしゃぶりみたいな感じで、さおりちゃんに噛んでもらって、口が大きく開く面と、小さく開く面があり、調節できます。
 5月に入って、さおりさんは、風邪をひいたり、腰を少しいためたりしています.(風邪は、早く処置したため軽く済みました)もっとさおりさんの手となり足となり、さおりさんのこころの声を聴けるようにしていきます。さおりさんは、みどり先生研先生の愛によって生きているのだと思います。私たちも、さおりさんのケアをすることで、ひとを愛することを学び、さおりさんの命が喜び輝くことを基準に生きていきたいです。水輪は、そうやってできてきたのだと改めて感じました。

2015年5月1日金曜日

さおりちゃんの誕生日

さおりちゃんは43日で、40歳の誕生日を迎えました。

 当日は、お誕生会を予定していたのですが、さおりちゃんの生活サイクルが夜起きているパターンだったので誕生会が始まるころには眠ってしまいます。なので急遽、皆が朝食を食べた後、さおりちゃんのところへ集まってもらいました。ちょうど、さおりちゃんは2食目をたべているところでした。

 ファームのみんなには、いつも新鮮でおいしいお野菜を届けてくれてありがとう、を伝えました。


それから、さおりさんの指数えを、皆へ披露しました。指数えは、さおりさんの40年間の成果で、熱く絞ったタオルで指をふきながら「いーち、にーい、さーん、」とかぞえていくと、さおりさんが次の指をぴょこっとあげてくれるのです。本人は眠かったのですが、とってもいっしょうけんめい指をあげてくれて、みんなも応援してくれました。
努力して、練習すればできるようになるのです。そのことをさおりちゃんは、わたしたちに身をもって示してくれました。
それから、みどり先生がこの40年間さおりさんと過ごす中で学ばれてきたことをおはなししてくださいました。みどり先生は、観察する目がたいせつだとおっしゃっていました。さおりさんを見ていると、人間は本来何でも知っていると、さおりちゃんはおなかが痛いときに、自然とヨガのポーズをとっていたり、頭が痛いときに首筋の動脈をしぜんとおさえていたりしている。さおりさんの何気ない動作にも、気を付けてみているとしっかりとした意味があるとおっしゃっていました。

皆で、お歌も歌ってくれました。とても、貴重な時間を過ごすことができました。

皆さんからの、すてきなお花のプレゼントもたくさん届きました。どうもありがとうございました。


2015年4月30日木曜日

さおりさんのお友達

 みなさま、こんにちは。
水輪にもやっと、遅い春がやってきました。雪が溶け、くろぐろとした土が姿をあらわしました。木々の枝の先には固い芽がついており、膨らむ準備をしています。
 さおりさんは、最近体調も良く、とってもごきげんでニコニコと笑顔でいてくれます。
さおりさんケアにはいっている平岡さんとは、気持ちの通じるお友達です。
平岡さんがさおりさんケアにはいってこの一年、さおりちゃ~ん!!、といくどもいくども声掛けをしてくれたおかげで、さおりちゃんはとても笑顔が増え、感情豊かになりました。
 本当に、話しかけることは大事だなあと実感しました。私ももっと、さおりさんの身になって、心の声をキャッチできるよう学ばせていただきたいと思います。

担当;さとう

2015年3月26日木曜日

春の女神様

もうすぐ春です!

 さおりさんは、もうすぐ4月3日に、40歳のお誕生日を迎えます。
長野では、33日より、一か月遅れて43日に雛祭りのお祝いをする風習があるそうです。女の子の日に生れたさおりちゃん。春生まれのさおりちゃんは、春の女神さまみたいだなあと思うことがあります。飯綱はまだまだ、寒い日がつづきますが、暖かい春を皆、心待ちにしています。

 飯綱の春は、まず雪解けの水でできた小川の音がします。まだ雪の積もった畑の上を歩くと、雪原にどこからか、水の流れる音がするのです。そして、しんとして静寂に包まれていた朝の空気に、小鳥たちのさえずりが小さくきこえはじめます。小鳥たちの声がきこえだすと途端に、にぎやかになります。
 

 畑では、雪の下であたためられた新しい土がホッコリと、しだいに顔をだし、雪と土のあいだにコケが生え始めます。張りつめていた空気が、だんだんゆるみ、さまざまな生き物たちが動き始め、あらゆる植物が芽吹きだします。
生命エネルギーに満ちた春は、もうすぐそこです!期待に胸がおどります!!


2015年3月15日日曜日

さおりちゃんの主治医の山田先生

みなさま、こんにちは。
こちら飯綱は、もう3月だというのに、雪がずんずんと降り積もっています。気温も低く、戸隠が水源の水道水もものすごく冷たい水が出ます。
 そんな雪のなか、今日はさおりさんの主治医の山田先生が愛知病院から、診察が終わった後に、往診に来てくださいました。長野市内から雪深い飯綱高原までわざわざ車で登ってきてくださいます。

いつもいつも、さおりさんのことを、「さおちゃん、さおちゃん」と愛情をこめて呼んでくださいます。
 さおりさんが、大風邪をひいて、危篤状態になったときも飛んできてくださって、的確なアドバイスをしてくださいました。
 今回の、糖尿病のお食事についても、いろいろとヒントをくださいまして、大変ありがたく思っています。

 今年の冬は、なんとか風邪もひかずにのりきれそうですが、それも水輪の皆が予防接種を受けたり、山田先生にお世話になっているからだと思います。これからも、末永くよろしくお願いします!

2015年2月18日水曜日

水輪の若草四姉妹

みなさま、こんにちは。
今日は母屋でさおりさんケアを行わせていただいている私達のことをお伝えします。
今、さおりさんケアをしているのは、Mさん、Aさんとともに3人で主にさせていただいています。

MさんAさんは、さおりさんのお食事作りを担当していて、さおりさんのために愛情たっぷりの野菜スープを作ってくれます。
それから、鼻チューブで食べるための流動食も、血液検査の結果と向き合いながら、みどり先生と話し合って工夫して何とかさおりさんに栄養いっぱいのものをと作っています。




さおりさんは、今年40歳になりますが、年々かわいらしくなられて、以前に比べ笑顔もたくさん増えて、生命力は強くなられているように思います。


私がさおりさんに初めて会ったのは、さおりさんが26歳の時でした。その時から、さおりさんはお目目がくりくりとして、髪の毛も、後ろのほうがクリンクリンとカールしていて、本当に天使ちゃんのようでした。
その印象は今も変わらず、それでいて、ありのままの自分でいいんだよ、と私たちに教えてくださいます。


大病もして、年も重ねられていますが、さおりさんは、生きる喜びを体中で精いっぱい表現してくれているように思います。
まだまだ、至らないところばかりの私達ですが、研先生は、私たちのことを、若草物語のべスを囲んだ3人姉妹に例えて、水輪の若草四姉妹といってくださいました。

わたしたちは、体の弱いさおりちゃんを中心に囲んで思いやり、一致団結してさおりちゃんを守っていきます。
さおりさんからは、たくさんのものをいただいています。さおりさん、これからもよろしくね!!


担当;さとう

2015年2月12日木曜日

極上のパジャマ

みなさま、こんにちは。さおりさんは、最近、とってもかわいいパジャマを着ています。

「パジャマ工房」さんに、オーダーメイドで作っていただいています。

見てください!胸元とぽっけに刺繍が施されています。



えりもかわいい縁取りをしてくださいました。


他に、さおりさんは、おなかを出しやすいので、上着の裾を長めに作ってくださいました。


このように、いろいろと細かいオーダーを聞いてくださいます。

極上のねむりの時間を、ごくじょうのパジャマでいかがですか?

お問い合わせ先
パジャマ工房:0120-047-067


担当;さとう

2015年1月30日金曜日

水輪の自然栽培の野菜スープ

みなさま、こんにちは。毎日、寒い日が続きます。さおりさんは、寒さを吹き飛ばすくらいに、元気です。寒さを吹き飛ばす元気は、きちんとした食生活からです。  さおりさんは、2、3年前から、食事の時に、誤飲することが多くなり、今は、口からは一切の食べ物をたべず、ぜんぶ鼻から胃へ、チューブを入れてそこからペースト状になった食べ物を食べています。(水分だけは、お口から飲んでいます。)  食事の内容は、毎回、水輪ナチュラルファームで作られた自然栽培のお野菜を30種類と、コトコトとじっくり弱火で一時間煮込んでとった野菜だしと、昆布椎茸だし、かつをだしを合わせたスープを作り、細かく刻んだ煮野菜をスープで割りながら、ミキサーにかけ、ペースト状にしたものを、さおりさんに食べていただいています。それから、酵素玄米と卵などのタンパク質もスープで割りミキサーでペースト状にします。豆乳も、一緒に飲んでいます。さおりさんは、栄養を体内に取り込む力が弱く、とくに、たんぱく質が毎月の血液検査の値がひくく、食べているのに、吸収されにくいようです。  自然栽培のお野菜を食べる前は、農薬のかかったお野菜を食べていたために、背中や体中に湿疹ができていたそうです。 けんせんせい、みどりせんせいは、35年前、さおりさんが5歳の時に、長野市内からこの飯綱高原へ移り住み、家の裏の原野を開墾して、ほそぼそと自然栽培のお野菜を作り、さおりさんへ食べさせ始めたところ、背中の湿疹は、見る間に無くなり、いいお野菜、食べ物をとることの大切さを実感したそうです。 ですから、いのちの森にいらっしゃるお客様のグリーンオアシスレストランのお食事は35年間のさおりさんの(今でこそさおりさんは、お鼻のチューブになりましたが)、心と体に良い食べ物のメニューが、今お客様に召し上がっていただいているメニューの基本となっています。  今月の血液検査での値は、今までの中でもっともよく、糖尿病の値であるA1Cも、以前は平均値以上の6.5だったのが、こんげつは5.5に下がりました。かならず膿んでいた乳腺症も、糖尿病が良くなったからか、良い状態を保てるようになりました。さおりちゃんありがとう!頑張ったね。毎日毎日を一ミリ一ミリ大切に生きようね。今年も元気で過ごそうね!

 
さおりちゃんのお父ちゃんです。            

担当;さとう

2015年1月24日土曜日

インフルエンザ

みなさま、こんにちは。厳しい寒さがつづきますが、いかがおすごしでしょうか。風邪などひかぬよう、体に充分お気を付けください。  先日、さおりちゃんの訪問看護士さんである、深沢さんが日赤病院から来てくださいました。毎月一回、血液検査をしたり、さおりさんの肺の音を聴いてくださったりと、さおりちゃんが、おうちで安心してすごせるのは、こうして深沢さんが定期的に訪問してくださるからです。  昨年の冬、さおりさんが大風邪をひいた時も、点滴をしてくださったり、いろいろと指導をしてくださり、本当に助かりました。  深沢さんが来ると、さおりさんも嬉しそうに、舌を鳴らして合図します。深沢さんは、師長さんですが、長い経験からか、とても人を安心させる雰囲気をもたれています。さおりさんも、だいすきです。深沢さんがおっしゃるには、長野市では、今インフルエンザが猛威をふるっているそうです。 さおりさんは、風邪などの感染症に弱く、一度風邪をひいてしまうと、普通の人が熱を出すだけで治るところを、ほんとうに重い肺炎になったり、生死を危ぶまれるところまで行ってしまいます。昨年も、さおりちゃんは本当に大変な思いをして、風邪を治しました。やっと治ったと思ったら、その上に、水疱瘡にもかかってしまったのです!さおりちゃんの風邪を予防するためには、周りの人がまず風邪をひかないことが大事です。そして、つぎに風邪の菌に、さおりちゃんを触れさせないこと。うがい手洗いの励行と、さおりちゃんに会う人を限ること、消毒作用のあるオイルの噴霧で空気を浄化したり、インフルエンザの菌も除去できる空気清浄器をつけたりと、冬は、いろいろと気を付けています。いのちの森のみんなで、さおりちゃんを守っています。今、私たちが、いのちの森で生き方や働き方が学べるのは、第一に、さおりさんの存在があるからです。さおりちゃんの誕生があり、みどり先生、研先生の苦労、葛藤があったから、学びの場である水輪の会ができ、一人から、一人へ、水の輪のように波紋が伝わって、だんだん大きい繋がりになってゆき、いのちの森になったのです。私たちが実習している間も、さおりちゃんは、すやすやと健やかな寝息を立てて、夢を見ながら、呼吸し、癒しの波動を皆に送ってくれています。

 

担当;さとう

2015年1月18日日曜日

ライアニストさおり


今日は、さおりさんはライアーを弾きました。じつはとっても、さおりちゃんはライアーが得意なのです。
ぽろんぽろん、とさおりちゃんのまるっこい優しい手が、弦をはじきます。意外と力強い音が、奏でられました。母屋がまだ立て直される前、さおりちゃんの横には、いつもライアーがありました。さおりちゃんが横になっているおふとんの横に本棚があり、本棚のふちにライアーが括り付けられていて、それをさおりちゃんは一日中好きに引いていました。中庭を歩くと、さおりちゃんのライアーの音が、風に乗って聞こえてきました。さおりちゃんは、ライアーを心のままに奏でます。ときには、風の音に融け合うように静かな音を出し、また、うれしいときには、元気よく、じゃららんじゃららんと、かき鳴らし、いらいらした時には、いきおいあまって、弦を切ったりもしていました。あまり元気よくライアーをひくので、ライアーの弦は細く、すぐに切れてしまいます。なので、ときにはギターの弦で代用するときもありました。ライアーは、さおりちゃんの心の音を表現するのにぴったりのものだと思うので、これからもたくさん弾いてもらいたいと思います。

さおりちゃんのお部屋はコチラ

担当;さとう