ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
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2013年9月29日日曜日

大きな家族


皆さま、こんにちは。昨日は、早織理庵で新しい実習生の歓迎会が開かれました。
塩沢先生夫妻、さおりさんを筆頭に、スタッフ、実習生がみな勢ぞろいしました。
さおり庵のリビングいっぱいにキュウキュウになって、皆があつまりました。共に学んでいる者同士、ひとつの大きな家族のようです。
 みどり先生は私たちに対して「あなたが、もしさおりだったら私はどうするだろうと考える」と、よくおっしゃいます。
あなたたちには、動く手があるし、歩ける足もある。伝えようと思えばあいてにつたえられると。
さおりのことを思えば、あなたたちは何でもできる、だから、今、このときを真剣に生きなさい、と。
 さおりさんは、よく私たちに、笑顔をみせてくれます。本当に、見ているとこちらもうれしくなるような、笑顔ができるのは、さおりさんが今を精いっぱい生きているからだと思います。さおりさんに、はじないような生き方をしていきたいです。